婚活パーティーに”サクラ”で参加した男性の話
2016/07/25
先日、初めて婚活パーティーというものに参加してきました。
自主的に参加したのではなく、自身で婚活パーティーを企画している知人に頼まれて参加しました。
いわゆる”サクラ”というやつです。
偏っている男女比
イベントに参加してまず最初にびっくりしたのが男性陣の人数の少なさです。
女性陣は30名に対して男性陣は12名(しかも女性の参加希望は30人以上居たそうです。)
次にびっくりしたのは参加費用。
男性の参加費用が5,000円に対して女性の参加費用は500円(笑)
席に着くと「プロフィールカードを書いて。」と言われ、
・年齢
・職業
・住まい(「新宿」など簡単な)
・趣味
の4つは強制で書かなければいけないようでした。
「え?名前は?」と不思議に思いまいたが、婚活パーティーでは事前に配られた”番号札”で呼ばれるそうです。
まさかのカップル成立
そしていよいよ女性陣1人1人と会話していくことに。
ここで何よりも一番驚いた(ひいた?)のが、どの女性も
「どういったお仕事で普段はどういう業務をしているんですか?」
「ボーナスはどれくらい貰ってるんですか?」
「実家住まいですか?」
「ご長男ですか?」
といった会話ばかりで呆れてしまいました(汗)
一通り女性陣と会話をした後、最後に気に入った異性の番号を第一希望から第三希望まで紙に記入して主催者に渡します。
「サクラは空白で提出するのが決まり。」
と知人が説明していたのを聞いていなくて、自分はしっかり第三希望まで記入して(適当に選んで)提出してしまいました。
そしてそれがまさかのカップル成立(笑)
成立したカップルを発表していた主催者の知人と目が合い「は!?」とした表情をしていたのを覚えています(汗)
その後に知人から、
「成立しちゃったから怪しまれないように番号交換はしろ!」
と言われたので番号交換をして最寄り駅まで送り届けました。
その後もラインで、
相手「仕事忙しい?」
僕「そうでもないかな。」
相手「今日ごはん何食べた?」
僕「今日は外食。」
といった簡単なやり取りを続けましたが、僕のラインの返事が雑だったせいか1週間たつと連絡がパタリと途絶えました(サクラがばれたのかも)
男性陣にサクラが多いのはなぜか
そしてその旨を知人に伝える為に連絡をした時、
「もうこの仕事辞めようかと思う。」
と今の仕事に悩んでいるようで、詳しくその理由を聞いてみると、
「婚活パーティーを企画しても男性が集まらないから、男性陣はサクラを用意しなきゃいけないので収益が出ない。」
ということでした。
僕も実際参加してみてどうだったかを聞かれた時、
「なぜパーティー参加費用の金額差がこんなにあるのか?何よりもパーティーに参加している女性は男性にステータスを求め過ぎていて会話にならない。まずは男女平等に近い位置で婚活パーティーを開催した方が良いのでは?」
と伝えました。
今の時代、”結婚しない男性、結婚できない女性”なので、男性だけに負担がかかる婚活パーティーを行っても男性が集まるはずがありません。
そうなってくるともうサクラを用意する他ないので、儲かるはずがありません。
でもまたサクラを頼まれても、もう参加したくないです(汗)